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青雲会会長 ご挨拶

会長 内藤欣也(24期)

会長 片岡 和行
(24期)

 日頃は青雲会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。昨年、会長就任のご挨拶で青雲会として取組むべき課題について三点を掲げました。この1年の取組みと今後の課題について申し述べさせていただきます。

 第一に「組織の強化」です。昨年度は副会長を4名増員し、各期の幹事体制についても強化を図り、幹事会の活性化や会員の拡充に努めました。お陰様で新入会者は6年振りに前年比増加し、会費納入率もやや改善しました。しかしながら、財政状況は依然厳しく更なる収入の増加を図る必要があります。この数年間の財政健全化策は、主に支出の削減を中心に進めてまいりましたが、これ以上の事業の縮小は難しい状況です。そこで今年度から現在の入会金と年会費に加え、任意の運営賛助金を制度として取り入れることを幹事会で決定いたしました。

 会員の皆様には是非趣旨をご理解いただき、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 第二に「新たな交流の場の創設と促進」です。文系他学部同窓会との交流・連携については、今年度は青雲会が幹事となり、幹事合同懇談会を開催いたします。また7月18日開催予定の青雲会総会の講演会の講師には、昨年3月迄経済学部の同窓会長を務められた、日立造船の古川実相談役をお迎えする予定です。今後は会員相互の交流の場を設けるなど、会員レベルでの絆を拡げる機会の拡充に努めてまいります。

 第三に「人材育成支援」です。青雲懸賞論文や青雲キャリア支援基金を活用した法学部在学生の研鑽や社会進出支援にも引き続き注力してまいります。

 ところで、私は昨年の5月3日に豊中キャンパスで開催された、第14回大阪大学ホームカミングデイに参加しました。西尾総長が今一番注力されていることは産学連携を産学共創に進化させ、社会の多様な担い手と協働しながら、新たな知の創造とイノベーションを起こすことだそうです。

 地域の中核大学であり、社会との共創を通じ知を創出し、社会の持続的成長のためのイノベーションに貢献する大学を目指す母校に大いに期待しています。卒業生として、皆様と共に出来る限り応援していきたいと思います。

 最後に、今後とも青雲会の活動に皆様のより一層のご理解とご支援をお願いいたします。来る7月18日の青雲会総会に多数ご参加賜わりますようよろしくお願い申し上げます。

青雲会名誉会長 ご挨拶

大阪大学大学院法学研究科長 大阪大学法学部長 中山 竜一

大阪大学大学院法学研究科長
大阪大学法学部長

中山 竜一

 法学部長・法学研究科長を拝命し、この春で2年目となります。青雲会の皆さまにはいつも学生諸君への暖かいご支援をいただき、心より感謝しております。

 さて、この原稿を執筆している現在、新型コロナウィルスの感染拡大が全地球的な問題となっております。本学法学部では3月初旬、新進気鋭の若手教員を中心とする第2回目の「AIと法」シンポジウムを、グランフロント大阪を会場に大々的に開催する運びとなっていましたが、残念ながら延期のやむなきに至りました。そればかりか、卒業式・入学式、さらには青雲会主催で同日に行われる卒業記念パーティー、そして法学会の新入生歓迎会まで断念することとなりました。まさに大学にとっては、1960年代末の大学紛争以来の異常事態であると言わざるをえません。

 感染拡大阻止をめぐるわが国の統治の現状を目の当たりにして、考えることがあります。そもそも近代日本にあって法学部に求められてきたことの一つは、社会の各セクターで活躍する、法学的=政治学的な素養を備えたジェネラリストの養成でした。つまり、ひとたび求められれば、社会の要所要所で「リーダー」として賢明な決定=決断を行う、あるいは「サブ」としてリーダーを支える際にも単なるイエスマンとはならず、自立した助言を行うことのできる、そうした人材の育成することです。しかし、それは今日ますます難しくなってきているようにも思われます。

 「例外状況にかんする決定=決断」が専門家の助言を度外視した無責任なものであってはならないことは無論ですが、その一方で、予見不可能なリスク、ないし不確実性が支配する「リスク社会」の時代においては、専門家たちの見解が必ずしも一枚岩でないことも事実です。だからこそ、社会の様々な分野でリーダー的役割を担ってこられた青雲会会員の皆さまの数々の経験が、ジェネラリスト養成の現場で、これまで以上に重要な意味を持つものと思われます。諸先輩方の貴重な経験と賢慮を後輩たちに伝えていただけるような、そうした新たな教育枠組を準備することが、あと1年間の任期中の私の課題であると考えております。引き続き、ご支援とお力添えをよろしくお願いいたします。