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2022年度青雲会総会報告

	2022年7月16日（土） 10：30開会 10：30-11：15　総会議事 11：20-12：20　講演 （懇親会は開催せず）
	大阪新阪急ホテル　「花の間」
	テーマ「コロナ対策を振り返る」
	大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任教授　大竹 文雄 氏

２０２２年度の青雲会総会は、新型コロナウィスル感染拡大の影響により、昨年度と同じく形式を総会議事と講演会のみに変更して、７月１６日に大阪新阪急ホテルにて開催されました。当日は、ご来賓の中山勲名誉教授をはじめ、瀧口剛法学部長、赤井伸郎国際公共政策学科長、松本和彦高等司法研究科長ほか多数現職教員の先生がたのご臨席のもと、参加者４９名での開催となりました。

1 総会議事

(1) 会長挨拶・・・会長　西尾 公一

(2) 来賓祝辞・・・名誉会長　瀧口 剛（法学部長）

(3) 2021年度決算報告・・・会長　西尾 公一

(4) 会計監査結果報告・・・副会長　坂川 雄一(西村・松本会計監事の代読)

(5) 2022年度予算報告・・・会長　西尾 公一

(6) 新幹事選任・・・会長　西尾 公一

(7) 大学からの報告・・・学内幹事　高橋 慶吉

(8) 共創機構からお礼報告・・・共創機構　中村 麻貴

(3)〜(6)について、ご出席の皆さまのご承認を得ました。

2 講演

突然のコロナ第７波の到来となってしまったタイミングで、大竹文雄先生より、政府のコロナ対応諸会議の委員として発生当初から政策決定の最前線に立たれたご経験を振り返りつつ、その中で得られた教訓についてユーモアを交えながら分かりやすくご講演頂きました。
国民への行動制限を呼びかけるメッセージに行動経済学の知見が活かされていること、政策決定における専門家の意見がワンボイス型からオプション提示型に変遷した背景、行動制限による感染防止と社会経済活動活性化のバランスについてのご意見等を直接お伺いできる貴重な機会となりました。
またEBPM（エビデンスに基づく政策決定）への誤解に関するご説明は、企業活動等他分野にも大変参考になるお話でした。最後に利他的行動は自利的行動より幸福度を高めるというお話があり、母校の活動支援活動のみならず同窓会運営へのエールを頂戴したと感じました。

文：沖田 拓司（30期）

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