資料室

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2021年度青雲会総会報告

参加資格 2021年10月3日(日)午前10:30開会
10:30-11:15 総会議事
11:20-12:20 講演
(懇親会は開催せず)
場所 大阪新阪急ホテル 「紫の間」
講演 日本生命済生会 理事長 三木 章平 氏(30期)
日本生命病院 名誉院長 笠山 宗正 氏
テーマ 「ウィズコロナの時代をどう生きるか」

2021年度の青雲会総会は、新型コロナウィスル感染拡大の影響により、当初の7月17日の開催予定を延期し、形式を総会議事と講演会のみに変更して、10月3日に大阪新阪急ホテルにて開催されました。当日は、ご来賓の吉本健一名誉教授をはじめ、瀧口剛法学部長、赤井伸郎国際公共政策学科長、水谷規男高等司法研究科長ほか多数現職教員の先生がたのご臨席のもと、参加者44名での開催となりました。

1 総会議事

(1) 会長挨拶・・・会長 西尾 公一

(2) 来賓祝辞・・・名誉会長 瀧口 剛(法学部長)

(3) 2020年度決算報告・・・事務局長 西尾 光代(片岡和行前会長の代読)

(4) 会計監査結果報告・・・会計監事 松本 綾

(5) 2021年度予算報告・・・会長 西尾 公一

(6) 新幹事選任・・・会長 西尾 公一

(7) 2021年度新役員紹介・・・会長 西尾 公一

(8) 大学からの報告・・・学内幹事 松本 和彦

(3)〜(6)について、ご出席の皆さまのご承認を得ました。

2 講演

日本生命済生会(日本生命病院)理事長を務めておられる30期の三木章平氏及び同病院の名誉院長笠山宗正先生(80年医学部卒)より「ウィズコロナの時代をどう生きるか」という現在我々が最も関心の高いテーマでご講演を頂きました。
まず三木氏からは、日本生命病院が創設以来の「済生利民」の基本理念のもと、今回のコロナ禍においてもいち早く治療に当たってこられたこと、緒方病院や「楠本賞」に名を残す楠本長三郎氏など日本生命病院が大阪大学と深いご縁を有すること、出生率の動向から見て今後の日本人にとっては他人に頼らない老後を過ごせるようにすることが大事であるとのお話がありました。
続いて笠山先生からは、まずコロナ禍の経過や問題点、ワクチンについての医学的解説、今後の対応についてのポイントを整理して頂き、続いて少子高齢化社会とウィズコロナ時代の医療の課題についてご説明を頂きました。 病気の予防と早期発見が重要であり、それがコロナ対応にも共通することを、医師として病院経営者としての知見を踏まえて軽快なテンポでご講演頂きました。
一番大切なことは、それぞれの個人の「健康でありたい」という自覚と実践であるということを教えて頂いた有意義な機会となりました。

文:沖田 拓司(30期)



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