資料室

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平成26年度青雲会60周年記念総会報告

参加資格 平成26年7月19日(土)午後13:00開会
13:00-13:30 総会議事
13:35-14:15 講演 1
14:20-14:50 講演 2
15:00-17:00 懇親パーティー
場所 太閤園
講演 狭間 研至氏(ファルメディコ株式会社 代表取締役社長)
テーマ テーマ「薬局から始める地域医療イノベーション」“高齢化が進む日本の医療制度への提言”
講演 三木 秀夫氏 (30期 前青雲会会長)
テーマ テーマ「報道について思うこと〜ゆがむ事実像」

平成26年度の青雲会60周年記念総会は90名の会員の皆様にご出席いただき、盛会のうち総会を終えることが出来ました。
野村会長の挨拶の後、ご来賓を代表して竹中浩名誉会長からご祝辞を頂きました。その後会務・会計報告、会計監査に係る報告が行われ、いずれも承認を得ました。そして新年度予算を発表するとともに会費規程の改定が提案され承認を得ました。また野村会長から竹中法学部長に60周年寄付金の贈呈を行い、三成大学幹事から大学の報告が行われました。
講演1では、狭間社長から「薬局から始める地域医療イノベーション」と題して、阪大医学部を卒業してから外科医として異種移植をテーマとした研究及び臨床に携わるとともに家業である薬局業務について、薬剤師はこれでいいのか、薬局はやっていけるのか、 地域医療はどうなるのか、の問題意識を持ち、薬害根絶、多剤併用回避の医薬分業の原点から門前頼みの薬局から脱却して薬局に通えない要介護の高齢者へ薬剤師が薬の配達をし、老人介護施設へ出向くことにより患者の懐に飛び込み、薬の専門家として医師に患者の状態等を伝え医療全体のレベルを上げていくことを目指しているとの力強いお話をいただき、聴衆一同深い感銘を受けました。
また講演2では、30期の三木弁護士から「報道について思うこと〜ゆがむ事実像」と題して過去に弁護士として担当した高級料亭女将事件やホテルでの食品偽装問題のマスコミ対応の経験を基に、現在激しく動いている論文不正問題の担当弁護士として見たマスコミの問題点を、渦中にある女性研究者の人権を守ると言う点から自身もマスコミ等に翻弄されながらも冷静に分析・対応されていて、未だ論文不正問題は解決の半ばにしか到達していない旨認識を示され、大変示唆に富むお話をして頂きました。
懇親パーティーは司会者から本日ご列席いただいた来賓の方々をご紹介し、4期の塚口氏の乾杯で始まり、軽音楽部の演奏でパーティーの雰囲気が盛り上がりました。
その後暫らくして東京支部長杉政氏及び名古屋支部長平野氏からそれぞれ支部の活動報告が行われ、続いて、青雲会懸賞論文1席受賞者紹介、留学生奨学金授与者紹介・報告が行われました。
盛沢山の挨拶・報告等が滞りなく進行して、盛会のうちに山本副会長による中締めとなり、恒例の大阪締めを披露してお開きとなりました。



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