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交流広場・青雲塾開催の様子

第55回 青雲塾 「漱石・関西巡回講演の謎」

日時 2017年3月19日(日) 午後1:30〜4:00
場所 大阪大学中之島センター 9階 会議室1
大阪市北区中之島4-3-53
TEL 06-6444-2338
講師 恩田 雅和 先生 (天満天神繁昌亭 支配人 オダサク倶楽部 顧問)
テーマ 「漱石・関西巡回講演の謎」
会費 2,500円(資料代、茶話会費、その他経費を含む)
講師プロフィール

1949年、新潟市生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。元和歌山放送プロデューサー。
著書に『落語ジャーナリズム』(有馬書店)、『紀伊半島近代文学事典』(共著・和泉書院)など。
現在、産経新聞で「繁昌亭支配人の落語×文学」連載中。(奇数月第1月曜日朝刊)

講師から終わっての感想
  来年は漱石生誕150年で、全国各地でイベントがありますので、漱石と関西の関わりの話でいかがでしょう。来られる方も少人数のようですので、漱石が関西で巡回講演した内容でほとんど誰も知らないことをじっくりお話しさせてもらえたらと思います。
担当から

私が関わっているオダサク倶楽部。https://ja-jp.facebook.com/OdaSakunosuke/
2015年の第二回織田作まつりは102回目の誕生日を前にした10月18日となりました。この時は織田作之助にゆかりの古典落語を中心に、まずは、産経新聞連載「繁昌亭支配人の落語×文学」で健筆を振るわれている恩田雅和氏に「織田作之助と上方落語」のテーマでお話をいただきました。およそ、織田作之助と落語をテーマに語っていただくのに、これほどふさわしい講師は考えられないと自負しています。2016年の第三回織田作まつりは103回目の誕生日を前にした10月22日となりました。恩田氏には前回も落語会の構成について、企画段階から助言を頂戴しましたが、当回はオダサク倶楽部の顧問として、織田作まつりの企画に取り組んでいただきました。
そんなご縁をいただいての今回の青雲塾。朝日新聞の漱石没後100年の長期連載、NHK TVでの漱石関連番組の集中放送もあり、今、最も注目される作家にちなんでの企画となりました。
まず、上方落語協会の天満天神繁昌亭に続いての第2番目の定席が神戸新開地で開設が決まった経緯について説明されました。
朝日新聞に入社して小説を書いた漱石は、新聞読者の拡張作戦の一環で、全国各地で講演活動を行なったそうです。
今回の漱石の関西巡回講演は1911年(明治44)8月13日から18日までで、明石、和歌山、堺、大阪をまわったときの様々なエピソードを丹念に調査・取材された貴重な研究成果を拝聴することが出来ました。なお、この関西での講演直後、胃潰瘍が再発し、大阪の大阪胃腸病院に入院しています。
茶話会のあと、ご参加の方からのリクエストで恩田先生と記念写真を撮られていました。

第55回 青雲塾 「漱石・関西巡回講演の謎」 写真

講義風景
1.講義風景

漱石の足跡に関連して板書する恩田先生
2.漱石の足跡に関連して板書する恩田先生

茶話会にはいってくつろぐ
3.茶話会にはいってくつろぐ

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