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交流広場・青雲塾開催の様子

第54回 青雲塾 「日本のエネルギー市場の特質」

日時 2016年12月11日(日) 午後1:30〜4:20
場所 大阪大学中之島センター 9階 会議室1
大阪市北区中之島4-3-53
TEL 06-6444-2338
講師 山藤 泰 先生(YSエネルギー・リサーチ 代表)
テーマ 「日本のエネルギー市場の特質」
会費 2,500円(資料代、茶話会費、その他経費を含む)
講師プロフィール

1938年 大阪府生まれ。東京大学法学部卒業、大阪ガス入社。
1966〜67年 フルブライト留学生としてミシガン大学経営学大学院へ留学。
1979〜82年 燃料電池フィールドテスト責任者。
1984〜89年 ロンドン事務所長。
1994〜98年 大阪ガス エネルギー文化研究所 所長。
2001年 大阪ガス退職。
2006年 株式会社 自然エネルギー・コム取締役退職。
1999〜2013年 関西学院大学大学院総合政策研究科客員教授。
2006年から YSエネルギー・リサーチ 代表、現在に至る。
【主な著作】
「言葉の創造力 山藤泰対談集」JDC出版 1998年
「国際家族の子育ち」JDC出版 2001年
「図解入門 よくわかる最新スマートグリッドの基本と仕組み」秀和システム 2011年
「新しい火の創造」(エイモリー・B・ロビンズ/ロッキーマウンテン研究所 著 著山藤泰 訳 ダイヤモンド社 2012年)

講師から終わっての感想
  電力、都市ガスは、これまで消費者が選択できるものではなかった。だが、電力市場は今年の4月から全面自由化され、都市ガスも来年の4月から全面自由化する。消費者は、誰がどのようにして供給するものかを知っていなければ、事業者選択をうまくすることはできない。欧米の自由化先進事例を参考にする人もあるだろうが、日本のエネルギー市場が世界的に見て特異なものであることを理解していなければ、上手な選択は難しいかも知れない。エネルギー市場が育ってきた歴史的な経過も含めた情報を提供したい。
担当から

私が大阪ガス在職中、当時出向していたIT実験団体から米国に状況調査に出張しました。そのとき、訪問先の地球環境の研究所について山藤さんからアドバイスをいただきました。また、山藤さんと私の共通の知人(高校の恩師)と交流があり、そんなこともあり、山藤さんの活動には注目していました。昨年1月、生駒市で、山藤さんが参加される環境シンポジウムを拝聴する機会があり、今回、講演をお願いする直接のきっかけとなりました。
当日は、欧州・米国の実情を豊富な資料で比較しながら、わかりやすく、日本のエネルギー市場の実像に迫りました。日頃、手軽に使っていながら、あまり深く考えることのなかったエネルギーについて、世界の大きな流れの中で、問題意識を突き付けられた思いがします。

青雲塾担当 松井繁幸(第23期)

第54回 青雲塾 「日本のエネルギー市場の特質」 写真

全景
1.全景

講義の声に力がこもる
2.講義の声に力がこもる

茶話会にはいって一息いれる
3.茶話会にはいって一息いれる

くつろいだ中でも質疑は続く
4.くつろいだ中でも質疑は続く

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