イベントスケジュール

  • 交流広場TOP
  • 交流センター
  • 青雲塾
  • 囲碁同好会

交流広場・青雲塾開催の様子

第53回 青雲塾 「昔の大坂を知る〜古地図をどう調べるか」

日時 2016年9月19日(月)祝日 午後1:30〜4:20
場所 大阪大学中之島センター 9階 会議室1
大阪市北区中之島4-3-53
TEL 06-6444-2338
講師 倉光弘己 先生(大阪自由大学 学長)
テーマ 「昔の大坂を知る〜古地図をどう調べるか」
会費 2,500円(会議室代、資料代、茶話会費を含む)
講師プロフィール

1935年 鳥取市生まれ
1958年 京都大学法学部卒
   同年 大阪ガス入社 用地関係、新規事業開発に携わる
1984年 エネルギー・文化研究所所長
1994年 大阪ガス退社。神戸大学経営学部教授
1998年 神戸大学退職。芦屋大学教授
2005〜08年 芦屋大学学長
2008年 学校法人芦屋学園理事・芦屋大学教授
2014年 大阪自由大学学長
【専門】生活文化からみたマーケティング、新規事業開発、地域活性化
【主な著作】
「時代の散歩道-倉光弘己対談集」 1990年
「対話の誘惑-倉光弘己対談集」 KBI出版  1994年

講師から終わっての感想
  皆さんが気楽に歩ける梅田、堂島界隈の古地図、陸軍測量部の地図、現代地図の三枚を持って歩けるような入門編を考えてみます。今の町並みに古い道が残っていることを知って頂いて、帰りにでも歩いて頂ければ、今までと景色が違って見えるかも知れないと思ったのです。
担当から

私が大阪ガス用地部にいたとき、時間外に毎月、勉強会のようなものがありました。そこで、倉光講師には梅田や堂島周辺を古地図をもとに「梅田は西からやってきた」というようなテーマで講義されました。今も20年以上続く「語りべシアター」の原型にあたるものでしょう。その影響で私が参加するNPOでも昨年同語りべで「曾根崎心中考」を公演していただき、大層好評を博しました。どんなテーマでも面白く話せる方ですが、今回は先日お聞きする機会があった古地図についてお願いしました。
古代、上町台地の東は生駒山まで河内湖だったことから説き起こして、明治19年帝国陸軍測量部測量 地図と現代の地図の曾根崎新地、梅田界隈の比較を中心に、会場の大阪大学中之島センターの昔はどんな姿だったか、曾根崎心中のルートを含め、倉光先生独自の切り口で、新旧大阪の姿がくっきりと浮かび上がってきました。
お開きのあと、倉光先生から、当日夜、「皆気持ちの良い方々でこちらの方が楽しませていただきました。本当に有り難うございました。」と先を越されたメッセージを拝読して恐縮しました。その上、「それにしても珍しい会には変わりありませんね。大阪大学法学部の会がそんなに柔軟とは、新発見でした。」とのお言葉、せっかくの企画だから、オープンな集まりにしていろんなひとに参加して欲しいという青雲塾の思いの反映かも知れませんね。
さて、今回、青雲塾として初めての大阪大学中之島センターの使い勝手、いかがでしたか。

青雲塾担当 松井繁幸(第23期)

第53回 青雲塾 「昔の大坂を知る〜古地図をどう調べるか」 写真

会議室掲示
1.会議室掲示

古代の大阪の地形から説く倉光講師
2.古代の大阪の地形から説く倉光講師

明治19年の測量地図を手に取る
3.明治19年の測量地図を手に取る

明治19年の測量地図を開くと・・・
4.明治19年の測量地図を開くと・・・

講義風景
5.講義風景

茶話会で
6.茶話会で

一覧へ戻る