第51回 青雲塾 「ケルト文化への誘い」
2016年2月23日(火)午後6:30 | |
備後町クラブ 2階 洋室「樅 もみ」 | |
武部 好伸(たけべ よしのぶ)氏 (エッセイスト・作家) | |
「ケルト文化への誘い」 | |
4,000円(講話1,000円 懇親会3,000円) | |
1954年 大阪市生まれ。大阪大学文学部美学科卒。 |
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音楽、美術、文学などさまざまな分野で「ケルト」という言葉が使われていますが、はて、その実体は何なのかとなると、よくわかっていない人が多いと思います。元新聞記者のキャリアを活かし、ヨーロッパ各地に点在する「ケルト」関連のスポットを取材した成果を盛り込み、「ケルト」についてわかりやすくお話しさせていただきます。 (開催後の感想を武部さんから寄せていただきましたので次にご紹介します。) 「ヨーロッパの基層文化の一つケルト文化のお話をさせていただきました。ひょっとしたら、『ケルト』と愛媛・松山の銘菓『タルト』と勘違いしてはった人もおられたかもしれませんが……。曖昧模糊でミステリアス。調べれば調べるほど、ワケがわからなくなる、そんなややこしいケルトのお話に最後まで熱心に耳を傾けてくださり、ありがとうございました。ヨーロッパのそこかしこにケルトの残滓が潜んでいます。ケルトを知れば、もう一つのヨーロッパを知り得ることができます。約三十年前、一杯のスコッチウイスキーとの出会いから、ぼくはケルトの世界に魅せられました。ケルトを知りたければ、まずはスコッチかアイリッシュ・ウイスキーを一杯、じっくり味わってください。」 |
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武部さんはケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家。映画と音楽をこよなく愛する人です。さて、武部さんにはオダサク倶楽部でもお世話になっていますが、今回は大阪大学同窓会の立場からお願いしました。今年度の青雲塾は、NHK朝ドラの「マッサン」にちなんでジャパニーズ・ウィスキー誕生の話に続き、落語ネタが2回続きました。柔らかいテーマのあとは、アカデミックな内容を平易な語り口で著書も多数出されているケルト文化を取り上げていただきました。 青雲塾担当 松井繁幸(第23期) |
第51回 青雲塾 「ケルト文化への誘い」 写真
1.熱心に聞き入るご参加の皆さん
2.話に力がはいる武部講師(中央)
3.懇親会にはいっても質疑応答は続く
4.講師著書