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交流広場・青雲塾開催の様子

第46回「万葉を歩く 第4回 〜恭仁京・山河のさやけき見れば〜」

日時 2014年11月29日(土)午前10時50分 JR関西本線 加茂駅西口 バス乗り場付近集合
テーマ 万葉を歩く 第4回 〜恭仁京・山河のさやけき見れば〜
講師

森内賢一氏 (第18期)
ブログ 偐万葉田舎家持歌集 http://plaza.rakuten.co.jp/YAKAMOCHI35/

コース 出発11:00(往復7km)
→ 加茂駅前
→ 恭仁大橋・大伴家持歌碑
→ 山城国分寺跡・恭仁京大極殿跡
→ 恭仁神社
→ 加茂駅
講師から終わっての感想
  時代は、藤原不比等の息子4兄弟が天然痘で相次ぎ死去、橘諸兄がその政治空白を埋める形で政権の中枢にあり、それに反発した藤原広嗣の乱が起こるなどから、聖武天皇は遷都を決意、山城のこの地に新都建設を始める・・が、という頃。家持の青春期に当たります。
紅葉のほどは分かりませんが、まあ、山辺にはそれらしきものもあるかと。周辺のコスモス畑と蕎麦畑の花が美しいのですが、11月下旬だと少し遅いかも知れませんね。木津川の流れや万葉に詠われた鹿背山、狛山などの眺めを楽しみながらのハイキングとなります。
担当から

万葉集は大阪大学が犬養孝先生から受け継いだ遺伝子であり、大切なコンテンツ。前回の秋・桜井方面から2年ぶり、4回目の登板で森内講師にお願いしました。また、森内さんが講師を務められる八尾市恩智の「ナナ万葉の会」からもご参加いただきました。当日は、心配していた雨も、ルートを少し変え、雨を凌げる恭仁神社で昼食をとっているうちに日が差してきました。雨上がりの、少し霧に煙る風景を楽しみながら、古代の都があった往時を偲びました。最後は加茂駅前の喫茶で交歓し、ご参加の皆様とお話が出来たのも嬉しい思い出となりました。古代の文学と歴史の現場をわかりやすく案内していただいた森内講師に感謝です。ご参加の皆様、お疲れ様でした。有難うございます。

青雲塾担当 松井繁幸(第23期)

第46回 万葉を歩く 第4回 〜恭仁京・山河のさやけき見れば〜 写真

藤原兼輔の歌碑「みかの原わきて流るるいづみ川」前で解説する森内講師(うしろ左手正面)
藤原兼輔の歌碑「みかの原わきて流るるいづみ川」前で解説する森内講師(うしろ左手正面)

今回青雲塾のタイトルに使った大伴家持「今造る久邇の都は山川の さやけき見れば うべ知らすらし」の歌碑
今回青雲塾のタイトルに使った大伴家持「今造る久邇の都は山川の さやけき見れば うべ知らすらし」の歌碑

恭仁大橋を渡り木津川の向こうに広がる、霧に煙る鹿背山、狛山などの位置を確認
恭仁大橋を渡り木津川の向こうに広がる、霧に煙る鹿背山、狛山などの位置を確認

恭仁神社で昼食の後レクチャー
恭仁神社で昼食の後レクチャー

恭仁京大極殿跡の石碑
恭仁京大極殿跡の石碑

山城国分寺塔跡の礎石
山城国分寺塔跡の礎石

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