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交流広場・活動内容

第37回青雲塾 に参加して ――

日時 2012年6月21日(木)午後7時00分〜
場所 備後町クラブ 2階 洋室「かし」
大阪市中央区備後町3-6-14 アーバネックス備後町ビル
講師

岩佐 善哉 氏(酒詩歌研究家)

演題 『日本の酒詩歌 〜短歌・俳句・川柳を中心に〜』
内容 (1)講師講話
(2)講師を囲んでの懇親会
講師プロフィール

1938年、三重県出身、大阪外国語大学卒
広告代理店、市場調査会社、出版社、健康食品会社などでマーケティング業務
日本文学検定「近現代」問題集の編集委員
オダサク倶楽部会員 http://www.facebook.com/OdaSakunosuke
著作:「第三欲望市場の発見」(ダイヤモンド社、’72年)
     「宗教に学ぶマーケティング活動」(「宣伝会議」、’93年5〜9月連載)
     「古今東西・酒詩歌の類型体系化」(白百合女子大学「言語・文学研究論集」
      2012年3月)
参考:酒の詩歌句集&俳句 淀風庵 http://www.h6.dion.ne.jp/~jofuan/
      「家計簿から見えてくる オダサク支えた内助の功」(産経新聞デジタル版)
      http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/print/books/art/554120/

担当から 今回は、小説「夫婦善哉」を書いた織田作之助を愛する仲間が集まる「オダサク倶楽部」。そこで心安くしていただいている岩佐さんに講師をお願いしました。用意した、高村光太郎・草野心平・木下杢太郎・井伏鱒二・島崎藤村にゆかりの酒を持ち込んでの試し酒を含め、岩佐講師の話題は、万葉集から現在まで、中国の杜甫・李白にまでおよび、誠にバリエーション豊かで驚きました。しかし、牧水は読んでリズムが結構ですね。山頭火も面白い。雑俳をやっている私としては、川柳のところが特に聞き入りました。岩佐講師の洒脱な解説を伺いながらの各作家愛好の日本酒の味は格別の味がした・・・ような気がしました(笑)。今回、ご用意できなかったものも含め、日本酒のリストを付けていますので、ご参考になさってください(当日、メモしている方もおられたましたので)。

第37回青雲塾(2012. 6.21(木) 備後町クラブ)
写真 『日本の酒詩歌 〜短歌・俳句・川柳を中心に〜』岩佐 善哉 講師

青雲塾 日本酒 銘柄 持込みリスト

No. 銘柄 (産地)
容量 価格
文学
詩歌句の作者
コメント
1 「大七」純米生もと
日本酒度+3、精米歩合65%
(福島県二本松)
720ml、1,290円
高村光太郎 阪神
明昭屋
(天神橋3丁目)
2 「賀茂鶴」吟醸辛口 特別純米
日本酒度+3.精米歩合60%
(広島県東広島)
720ml、1,462円
草野心平 明昭屋
(天神橋3丁目)
3 「白鷹」超特撰 吟醸純米酒 (兵庫県)
720ml、1,575円
木下杢太郎 成城石井
梅田
4 「銀住吉」樽平酒造
特別純米生酒、辛口樽酒
日本酒度+5、精米歩合60%
(山形県東置賜郡)
900ml、1,130円
井伏鱒二 明昭屋
(天神橋3丁目)
5 「藤村のにごり酒」(純米)千曲錦酒造 (長野県佐久)
720ml、1,877円
(送料込み)
島崎藤村 メーカーから直送
  以上、5本(以下は参考・・・当日、調達出来なかった分)
  金光酒造「山頭火」純米吟醸 (山口市)
720ml、1,325円
種田山頭火  
  「牧水」本醸造にごり酒 武重本家醸造 (長野県佐久)
720ml、1,103円
若山牧水