第35回青雲塾 に参加して ――
2012年1月13日(金)午後7時00分〜 | |
備後町クラブ 2階 洋室「もみ」 大阪市中央区備後町3-6-14 アーバネックス備後町ビル (地図参照) |
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山本 茂伸 氏(第22期) |
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『日本人と刀について』 | |
(1)講師講話 (2)講師を囲んでの懇親会 |
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講師のプロフィール<剣道関係の役職> |
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≪こんな「なまくら」なことしてて、ええねやろか。よし、新年からは「真剣」にやろ。そうでないと、「焼きが回った」なんて言われるからなあ・・・。ええ?「焼きを入れて」やるから「元の鞘(さや)に収まれ」って!?≫ こんな具合に、日本人の日常会話の中には、日本刀に関わる言い回しが、知らず知らずのうちに多く使われています。 古代出雲のたたら製鉄など、古くから日本人が関わってきた日本刀の技術・精神・美術について、山本講師から熱く語っていただきました。当日はコレクションから選ばれた「太刀1振り、刀1振り、短刀2振り」を展示しての、文字通りの真剣勝負。 刀の部位の名称の写真解説を含め、詳細なレジュメを用意しての気合のはいった講義でした。「剣の五徳」の中の「廉恥」で挙げられた細川ガラシャの辞世の句「散りぬべき時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ」が印象に残りました。 参加者の皆さんも、普段、滅多に見ることのない日本刀の真剣に触れることが出来、すがすがしい表情をされているようでした。 |